こんにちは、中小企業診断士の古川里奈です。
本日はマーケティングにおける調査手法として身近な「アンケート調査」のコツについてです。
アンケート調査の目的
新しい事業、または今やっている事業について
「どれくらいの需要があるのか?」
「どうすればもっと売れるのか?」
「買ってくれた人は満足してくれたのか?」
…などの疑問を解消するため、
自社でアンケート調査を実施したいと思う場面もあるのではないでしょうか。
アンケートは顧客や顧客に近しい属性の人から有用な意見を集められるメリットがある一方、
「ただ集めただけ」になってしまいがち…というデメリットも抱えています。
このような「集めただけ」状態を回避するには、
アンケートを行う前に2つのことを決めておく必要があります。
①目的をはっきりさせる
目的がはっきりしていないと、結果に一喜一憂するのみとなってしまいます。
例えば事業開始前のテストマーケティングであれば、
事業をやる・やらないの判断
サービスの本格提供に向けたチューニング
などがあげられます。
私の場合は、コンサルタントとしてセミナーを実施した際にアンケートをよく取得します。
アンケート結果を用いて、
評価の高かったコンテンツ→次回に向けてボリュームを向上
評価の低かったコンテンツ→次回に向けた改善、もしくはボリュームを削る
…のように、(アンケートの結果が全てというわけではありませんが)
内容を改善するための一つの尺度として利用しています。
②定量的な目標値を決めておく
定量的な目標値がないと、それが「よかった」のか「悪かった」のかの評価ができず、
結局判断がつかない…ということになる可能性があります。
事前に目標値を定めておくことで、
現状と目指すべきところの距離感をはっきり掴むことができます。
結果により、いつまでにどの目標達成を目指すのか(目指さないのか)を定めること。
これがアンケートを尺度とした事業計画の軸になります。
アンケート調査の活用~まとめ
比較的手軽にターゲットの意見を収集することができるアンケート調査は、
使い方によっては非常に強力な武器となります。
思わぬ発見や大きなヒントを得ることが期待できるほか、生の声は自身の励みにもなります。
せっかく集めたアンケート、ぜひ有効活用していきたいですね!
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